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ボブ・ディラン「血の轍」が長編映画化 「君の名前で僕を呼んで」監督がメガホン

2018年10月19日 11:00

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ボブ・ディラン
ボブ・ディラン
Photo by Michael Kovac/WireImage/Getty Images

[映画.com ニュース]第90回アカデミー賞で作品賞を含む4部門にノミネートされた「君の名前で僕を呼んで」のルカ・グァダニーノ監督が、次回作としてボブ・ディランのアルバム「血の轍」の長編映画化に挑むことが、米ニューヨーカー誌によって明らかになった。

ディランが1975年に発表した15枚目のスタジオアルバム「血の轍」(ちのわだち)は、ディランが世に放ってきた数ある作品群のなかでも最高傑作との呼び声が高い名盤として知られる。

同誌によれば、「君の名前で僕を呼んで」のプロデューサーに話を持ちかけられたグァダニーノ監督は、以前から大ファンだったものの、これまで仕事を共にする機会のなかったベテラン脚本家、リチャード・ラグラベネーズ(「フィッシャー・キング」「マディソン郡の橋」)が脚本を執筆することを条件に、監督を引き受けたそうだ。

収録曲の大半が、ディランが当時の妻サラとの波乱に満ちた結婚生活について歌った内容であることから、自伝的な要素が強いアルバムとしても知られる「血の轍」だが、はやくも脚本を書き上げたラグラベネーズは、アルバムの主要なテーマを取り入れつつ、70年代の数年間にわたり登場人物らが辿る旅路を描いているという点で、完全なるフィクションだと強調したうえで、「抑え込んだ感情やその抑制がもたらす影響、情熱に身を任せることが招く予想外の結果といったものを、できるだけドラマチックに表現したつもりだ」とコメントしている。

撮影、公開時期ともども現時点では不明だが、2人の青年が織り成すひと夏の恋の行方を叙情的につづった「君の名前で僕を呼んで」の次は、ダリオ・アルジェントの傑作ホラーを過激な描写満載でリメイクした「サスペリア(原題)」(2019年1月から全国公開)と、多様なジャンルに果敢に挑むグァダニーノ監督が、“ロックの神様”ことディランの名盤をいかにしてスクリーンへと転化するのか、今から期待が高まる。

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